本記事の目次です。
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会社にコロナ感染疑われた場合、欠勤(給与控除)にはなりません
そして翌日、回復したため出社したところ、時期的な背景もあって、新型コロナウイルスの感染を疑われ会社から自宅待機の命令を受けました。
症状が治まるまで最低3日は休んでください、ということでした。
ちょっと敏感になりすぎなのでは、、、と思いましたが、オレが行っている会社の上層部には年配の方が多いため、適切な処置かもと受け止めて業務命令に従いました。
で、初日含め、合計で3日休むことになったのですが、この扱いってどうなるんだろうという疑問が生じました。そこで今回は
会社で咳をしたらコロナを疑われ帰宅させられました。これは欠勤ないし有給消化にあたるのでしょうか。
こういった疑問に、オレの実体験ベースでお答えします。
結論から言うと欠勤にも有給消化にもならず「自宅待機」となり「休業手当」がもらえます。
コロナ感染疑惑で会社を欠勤させられたら日割り給与60%分もらえる
もし、会社からコロナ感染を疑われて「念のため帰ってください」「念のため休みにしてください」と言われたとします。
そして実際はコロナでなかった場合、欠勤にも有給消化にも当たらない「自宅待機」となり、日割りで出した1日の給料の60%以上が「休業手当」として支給されます。
参考までに、オレのケースは下記の通り。
・具合が悪かったので一日欠勤
・一日休んで回復したので翌日出勤
・出勤したら「コロナかもしれない」といわれる
・勤務する意思はあったが「あと二日念のため休んでください」と指示
・帰宅
上記の通り。当然のことながらコロナではありませんでした。
で、「これは、、、どういう扱いになるんだ?」と思ったので、色々調べた結果、冒頭のような結論となりました。
そしてちょっと会社と交渉して、無事「業務命令の自宅待機」として、会社の指示で休んだ二日間に対して休業手当が支給されることになりました。
ここでポイントとなることは、オレが自分から会社に交渉した、という点です。
そう、交渉しなければ欠勤扱いとなり、日割りで100%控除になるか有給が2日消滅していたということになります。
本来であれば会社から説明があって然るべきと思いますが、自発的に確認に行くまで何も説明はなかったです。基本的にオレは会社組織を全く信用していないので「やっぱりな」といった感じでした。
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会社指示の自宅待機は欠勤でなく休業日だからです【コロナウイルス】
再度の結論ですが、会社で咳などしてコロナを疑われ「症状がなくなるまで念のため休んでください」と言われた場合、「自宅待機」となり日割り計算60%以上の「休業手当」がもらえます。欠勤にも有給消化にもなりません。
これは、会社が業務命令として出勤を停止させているので、その保証として休業手当を出さないといけない、というロジックです。
引用:
【新型コロナウイルス】会社員が休む間の「所得補償」と会社側の対応「雇用調整助成金」「テレワーク」
会社から「念のため、休んでもらえないか」と言われた場合などは、休業手当の支払いが必要
上記サイトが分かりやすかったので引用させていただきました。
しかし、これはあくまで「コロナを過剰に疑われて実際はコロナじゃなかった場合」の話なので、もし本当にコロナに感染していたら話は別になります。
その点のみご留意いただけると幸いですm(_ _)m
会社にコロナを疑われて欠勤させられた時に言うべき言葉【コピペOK】
先ほどご説明の通り、あなたがコロナ感染を疑われ「念のため休んでくれ」と言われても、会社側からキチンと説明があり、休業手当が支給されるかは分かりません。
なので自分から確認と交渉をするのがベターだと思います。下記のような内容のメールを総務とかに送って「確認しつつブラフかけて交渉」するといいかと思います。
実際にオレが送ったメール文は下記の通りなので、コピペして適宜書き換えてご参考いただけますと幸いです。
お疲れ様です。
昨日と一昨日、ご迷惑をおかけしてしまいすみませんでした。おかげ様で回復いたしました。
念のためのご確認で恐れ入りますが、質問させてください。
私が過去に就業していた別会社の話で恐縮ですが、同様の例で感染症の疑いがあり社命で休職となった場合、欠勤ではなく自宅待機として休業手当60%保障で処理をされていたのですが、今回の私の場合はいかがでしょうか。
ご多用中恐れ入りますが、お手すきの折にご確認いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
このメールを総務に送ったらわりとすぐに「該当なので60%休業手当保証で対応します」と返信があったので、もしオレと同様の状況で会社が欠勤や有休消化にしようとしてきたら一度試してみてくださいね。
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本当にコロナだったら会社欠勤しないと周りに迷惑かかるという意見
とはいえ、「本当にコロナだったらどうするんだ」という意見もあると思います。
しかし、若干論点はずれるかもですが、今まで散々、風邪だったり具合いが悪かったりしても仕事は休んだらダメ、みたいなことが常識だという風潮でしたよね。這ってでも来い!みたいな。
そういった「狂ったシャカイジンノジョーシキ」を謳ってきた年配者たちが「若者は軽度で年寄は重度」という傾向のコロナが流行った途端、一方的に疑惑レベルで休ませるって、、、
言葉を選ばなければ「お前らふざけるなよ」って思うんです、、、m(_ _)m
下っ端社員を何人過労死させてもヘラヘラしていたのにコロナで役職関係なく死ぬかもとなったら速攻でテレワーク始めてるの、自分の喉元に刃物を突きつけられないと話が全く通じないのが日本人や日本企業なのだとよくわかったので、今後彼らとお話する時はきっちり喉元に刃物を突き付けていこうな
— oomisuzi (@oomisuzi) February 26, 2020
上記、素晴らしいツイート引用させていただきました。
会社組織に忖度して滅私奉公しても、個人に何もメリットがありません。であれば、権利は権利として主張しても罰は当たらないのではないでしょうか。
仮に日割りで一日分の給与が15,000円だったとすれば、1日辺り9,000円が保証されるわけです。
権利としてこれが支給されるのなら、あえてもらわない理由はなんでしょうか。
コロナ感染を会社に疑われ欠勤させられたら日割り給与60%分もらえます
ということで、
会社からコロナを疑われ強制的に休みにさせられた場合、休んでいた日数分は休業手当が支給されます(ただし本当にコロナであれば話は別)
ということについてご説明しました。働きたい意思があるのに、ちょっとの咳とかで過剰に会社から疑われて強制的に休みにさせられた、みたいなことで困っている方の参考になれば幸いです。
会社組織は割と適当な対応を取ることがあるので、自分の権利は自分で守って主張するようにしたいです。
終わりますね。