本記事の目次です。
スポンサードサーチ
webテスト代行業者の広告をクリックしたら運営不明のLPに飛んだ件
先日、好きなブロガーさんの記事を読んでいたら気になる広告が表示されました。
////////(注)下記は広告のキャプチャです/////////
////////////////////////////////////
webテスト代行業者?
お恥ずかしながら、転職組であるというのに「webテスト代行業者」なる業種が存在することをこの瞬間まで全く知りませんでした。
退職代行業者とかもありますし、いろいろな代行業者があるんですね。
しかし、退職などと違い、企業とのマッチングを測るwebテストを代行するというのは、、、それってどうなのかという疑問がよぎります。
そこで今回は、
就活・転職でwebテスト代行業者の利用はありなのか
ということについて考えていきたいと思います。
なお、先に結論をネタバレすると「利用もありかもですがやめておこうぜ」といった感じになります。
※実際にwebテスト代行業者にちょっと相談してみた体験談も後述しますね
転職・就活でwebテスト代行業者は利用しない方がいいです【結論】
再度結論ですが、就活・転職でwebテスト代行業者を利用するのはありかもだけどなるだけやめた方がいいと思います。
理由は下記の通り。
・そもそも替え玉受験で不正行為
・業者を信用していいか判断できない
・あとで多分自分が困る
順番に説明します。
そもそも替え玉受験で不正行為
いわずもがな、企業は選考の過程で試験を設けているので、これを他者に代行させるということはいわゆる替え玉受験であり普通に不正行為かと思います。
バレるバレないの話じゃなく、モラルの問題のような気がしており、、、
そもそも「試験を他人に頼む」って誠意のない選択なので、よろしくないのでは、、、
と、思いますm(_ _)m
業者を信用していいか判断できない
後ほど深掘りいたしますが、ざっくり
「web試験 代行」
とかで検索して出てきたSEO上位業者はぱっと見で運営企業がどこなのかが分からなかったです。
これってシンプルに、
運営元の会社所在地や社名すらすぐに分からないサービスを、人生を左右する就活・転職でのwebテストで利用するってどうなんだ?
って感じじゃないですかね。
あとで多分自分が困る
ぶっちゃけこれが一番大きな弊害な気がしていて、仮にwebテストを代行業者にお願いしてSPIとか性格診断テストとか、その他をパスできたとしましょう。
しかし、内定をもらった会社で実際に勤務するのはあなたですよね。
基本的な仕事レベルや性格傾向などが企業側のニーズと不一致だった場合、困るのはあなた自身です。
内定をくれた会社が
SPIでこの問題処理能力で、性格傾向もこんな感じか。なら、この仕事をお願いしようかな
といった感じで業務を用意してくれたとして、それが難しすぎても簡単すぎてもつらいはず。
結果、せっかく転職したのにまた転職活動でほかの職場をさがして、、、という負のループに陥る可能性も低くはないでしょう。
スポンサードサーチ
webテスト代行業者は玉石混交だしそもそも無意味【会社情報もない】
先ほども少しふれましたが、2020年6月現在、Googleで「webテスト 代行」とかで検索すると、出てくるSEO上位業者サイトで運営企業名がわかるものはほぼありません。
ちゃんとサイト内を探せばわかるかもですが、ちゃんと探さないと運営企業名が分からないwebサービスってどうなんだ、、、といった感じな気がしており、、、
仮に運営企業名が記載されていても会社の住所もないですし、問い合わせもメールとかLINEでお友達登録とかしかなく、、、なんていうか、「うしろめたさたっぷりの運営事情」みたいなものを感じてしまいます。
検索上位サイトはどれもこれも似たり寄ったりでして、ぶっちゃけ現状のこういった情報だけだと各サイトを比較検討すらできないと思います。
で、こういった運営元が定かでないサイトサービスに、自分の人生で重要なポイントとなる就活・転職のwebテストをまかせるんですか?ということですよね。
そして選考過程を突破して実際に企業で勤務するのはあなた自身なので、そもそもこれ(webテスト)って代行の意味がないのでは、、、とオレは思いました。
【詐欺?】怪しいwebテスト代行業者の広告をクリックして相談してみた
とはいえ、実際に体験してみないと肌感覚が分からないと思います。
なので実際に、冒頭のブロガーさん記事内にあった広告をクリックし、LPに飛んで問い合わせをしてみました。
広告リンク先のLPがこちら
実際の画像は下記の感じで、まとめると下記の通り。
・基本的にwebテストなら何でも対応可能っぽい
・プライバシーポリシーページで社名が意図的に空欄
・テキストでデータあるもののエビデンスは不明
・比較で他社はサービス名を出しているが自社はサービス名なし
実際の画面など見ていきましょう。
上記の感じ。
タブ切り替えで同ページ内で遷移するのがここまでで、プライバシーポリシーだけ別ページで開きました。
↑ 別ページ遷移で開いたプライバシーポリシーページ。
↓ 詳しく見ていきます。
プライバシーポリシーで社名を意図的に記載しないって、いったいどんな意図あってのことなのでしょうか。。。
LINE友達登録して質問してみた
↑ こういった感じのアカウントです。
なお、こちらからの質問内容はざっくり下記の感じ。
・貴社企業名を教えてください
・同名企業が多数あって特定できないのでコーポレートURLを教えてください
・LPで社名を伏せている理由を教えてください
実際のLINEやりとりは下記の通り。
上記の通り。
代行依頼のテストは、あまりメジャーではない性格診断テストを選んでみました。
企業コーポレートサイトのURLを教えてくださいと言ったら、例のLPのURLが送られてきました。
そして「toCサービスのため社名を公にしていない」とのこと。。。
うーん。。。m(_ _)m
全体的な所感
ぶっちゃけ、個人的な感想ですが
「なんか胡散臭いから深追いはやめておこう。。。」
といった所感でしたm(_ _)m
最後の返信は0:09とかに来ていて、うーん、、、という感じでした。
「toCサービスだから社名を公開しない」ってのも、申し訳ありませんがカナリのイミフじゃないでしょうか。
スポンサードサーチ
確実に選考を進めたいからwebテスト代行業者を使いたい場合【リスクあり】
上記の感じでも「それでもいいから確実に選考を進めて内定が欲しいのでwebテスト代行業者を利用したい」という場合もあるかと思います。
しかし、本当にwebテスト代行は「確実」なのでしょうか。
webテスト代行業者のサイトには「合格率〇〇%以上」などと記載されていますが、運営企業名すら公表しないサイトサービスが謳う数字って信用できるのか、、、という疑問が残ります。
webテストが受からなかったら代金はいりませんという業者もありますが、それまで書類選考や面接といった選考を進めたあなたの努力はかえってきませんよね。
もしあなたが、webテスト代行業者を利用して企業選考に落ちたとします。この場合、代行業者が被る損失はせいぜいで報酬ゼロのタダ働きくらい、時間的損失も数時間程度ですが、あなたが被る損失は計り知れないのではないでしょうか。
単純に、負うリスクがwinwinじゃなさすぎです。
webテスト代行業者はなるべく使わないが最適解【実力で内定をもらおう】
以上、「就活・転職でwebテスト代行業者の利用は、ありかもだけどやめておこうぜ」ということについて考えてきました。
理由は再度下記の通り。
・そもそも替え玉受験で不正行為
・業者を信用していいか判断できない
・あとで多分自分が困る
こういった感じで、総合的に判断すると「webテスト代行業者はできれば使わない方がよいのでは」といった結論となります。
あなたの人生において、せっかくアクションを起こして就活や転職を頑張っているのであれば、内定は実力で獲得した方が達成感もあるのではないでしょうか。
終わりますね。最後までお読みいただきありがとうございました。