本記事の目次です。
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【質問】おしゃれなオフィスで働きたいですか?【Yesだと危険です】
あなたに質問です。おしゃれなオフィスで働きたいですか?
今回は、
テンション上がるのでおしゃれなオフィスで働きたいです!
こういった意見を軸に転職活動や就活を進めるのはちょっと危険ですよ、ということについて記事を書きます。
ブラック企業の経営者はなぜかおしゃれなオフィスが大好き
実際、転職や就活を進めていると、求人媒体によってはこんな項目があったりしますよね。
【特集】かっこいい・おしゃれなオフィスで働く!
就業環境がおしゃれだとたしかにテンション上がるかもですが、、、
結論、こういった「おしゃれオフィスであるか否か」を転職や就活の軸に加えてしまうのは、やはりカナリ危ないと思います。
理由は、おしゃれなオフィス訴求をしている会社はブラック企業の可能性も高いと思うから。
転職キャリア組のオレの実体験などもご紹介していくので、現在転職活動や就活中の方の参考にしていただけますと幸いです。
なお、今回の主張は、ベンチャー企業~中小企業に的を絞ってお話していきます。
誰しも名前を知っている大企業については当てはまりませんので、記事の前提条件としてご了承くださいm(_ _)m!
筆者じゃてぃらんの実績
記事の信頼性担保のため、オレの実績を下記に記します。
- 2021年現在で正社員経験社数が6社(うちブラック企業2社)の転職キャリア
- 自分の市場価値を測るため定期的に転職活動をしています
- 一次面接も含めれば100社超えの企業の面接を受けてます
上記の通りです。
比較的多くの会社を見たり体験したりしているので、それなりに信ぴょう性があると思います。
おしゃれなオフィスとか言ってる会社はブラック企業率が高い【結論】
再度の結論ですが、転職活動や就活で「おしゃれなオフィスで働きたい!」というモチベーションを持つのは危険だと思います。
理由は、ブラック企業の可能性も高いからで、もっと言うとざっくり下記の感じ。
- おしゃれなオフィスはコスパが悪い
- ベンチャーや中小でそういう拘りを持つ経営者は見栄っ張りが多い
- 見栄っ張りな人は小さなウソを言ったり話を盛ることが多い
- 総合するとワンマン社長のブラック企業である可能性も高い
順番に説明します。
おしゃれなオフィスはコスパが悪い
おしゃれなオフィスって普通のオフィスに比べて賃貸料が高いですよね。
つまり企業のランニングコストが高く燃費が悪いということです。
ブランドイメージのある大手企業であればいざ知らず、ベンチャー企業や中小企業が高い賃貸料を払ってまでおしゃれなオフィスにする意味や必要があるのでしょうか。
個人的には、そんなとこに金かけてる余裕あるならもっと他に投資すべきことがいくらでもあるのでは?と思ってしまいます。
おしゃれオフィスと普通のオフィス賃料の違い【年間120万以上】
では、おしゃれなオフィスと普通のオフィスで賃貸料がどれくらい違うのか見てみましょう。
貸事務所ドットコム東京で、今回の記事にぴったりのページがあったので引用したいと思います。
上記2ページを見てみると「おしゃれオフィスの聖地渋谷」で、同じような坪数のオフィスでも賃貸料に差があることが分かりますよね。
物件名は伏せますが、例えば下記の感じ。
- おしゃれオフィス:16.49坪(54.51m2)/25万円
- 普通のオフィス:16.99坪(56.17m2)/14万円
- おしゃれオフィス:21.44坪(70.88m2)/40万円
- 普通のオフィス:21.78坪(72.00m2)/25万円
上記の通りでして、同じような間取りで月額10~15万円の差があることが分かると思います。
年間で120~180万円。
ただ「おしゃれかどうか」という観点だけで、ベンチャー企業や中小企業がこの金額を垂れ流す意味は果たしてあるのだろうかという。。。
ベンチャーや中小でそういう拘りを持つ経営者は見栄っ張りが多い
繰り返しですが、ブランドイメージのある大手であれば、お金をかけてオフィスの近代化や欧米化を図る必要はあるでしょう。
しかし、ベンチャー企業や中小企業で、そのようなブランディングは必ずしも必要でしょうか。
他にも優先して投資すべきモノコトは山ほどあるはずなのに、そういった1円にもならない見た目の部分に投資判断をする経営者は、えてして見栄っ張りが多いはず。
高級ブランド嗜好で、高級飲食店嗜好。
経営者のその見栄には、我々従業員が働いて出した会社の利益が経費として使われています。
賃貸料と同じく従業員の給料も「経費」扱いなので、本来は社員に還元されるべきだった分も経営者の見栄に消えている、という見方もできます。
見栄っ張りやプライドが高くていいことなんてほとんどないでしょう。
わざわざおしゃれオフィスをドヤる経営者には注意が必要です。
見栄っ張りな人は小さなウソを言ったり話を盛ることが多い
見栄っ張りな人は、実物よりも自分を大きく見せたがる傾向にあります。
そのため、小さなウソをついたり、話を盛り気味な傾向にあります。
例えばですが、以前オレがいた「おしゃれオフィス企業の見栄っ張りベンチャー社長」は、下記のような小さなウソや妄言を繰り返していました。
- 6~7万円の高級イスを買い、10万円のイスを買ったとSNS投稿
- 求人エントリー数約250人を、約300人以上の応募があったとSNS投稿
- 自社営業チームはキーエンス営業より優れていると根拠のない発言
こういった、すぐバレる子供のウソみたいなものを社内外に向けて発信する人でした。
聞いていていい気分にはなりません。
形だけ大手の真似をしたがっている経営者には注意が必要で、その判断基準の一つが「おしゃれオフィス」ということです。
総合するとワンマン社長のブラック企業である可能性も高い
極論と思われるかもですが、ベンチャー企業や中小企業でおしゃれなオフィス訴求している会社は、ブラック企業である可能性が非常に高いと思います。
実際、オレの周りにも、おしゃれオフィスなブラック企業で働いて消耗している人は少なからずいます。
「そんなバカな、、、」と思われる方は、求人サイトの求人文言でやたらとおしゃれオフィスを推している企業の口コミをチェックしてみてください。
かなりの割合で、やばい内容の口コミを確認できると思いますよ。
こういった口コミは賛否両論ですが、、、基本的に火のないところに煙は立たないので、悪評が多くある企業はなにかしら原因があると思います。
例えば転職会議などの口コミサイトがオススメです。
あなたが転職・就職しようとしてる会社は大丈夫ですか。
ベンチャーや中小でおしゃれオフィスにこだわるのは馬鹿だと思う
個人的な感想として「ベンチャー企業や中小企業で特に理由なくおしゃれオフィスにこだわるのは馬鹿だと思う」といった感じです。
ましてや昨今では、リモートワークや在宅勤務が一般化していき、オフィスの必要性そのものも問われていますよね。
そんな中、かっこいいとかテンション上がるとかの理由でおしゃれオフィスを選ぶって、、、
個人的な感想ですが、オレであればそういう価値観の経営者の元では働きたくないと思いますね。
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ベンチャー・中小企業がおしゃれオフィスでも全てやばいわけではない
とはいえ、おしゃれなオフィスのベンチャー企業や中小企業が全てやばいのかというと、そんなことはない。
ホワイト企業でも、就業環境にこだわってオフィス内装を洗練させている場合ももちろんあります。
しかし、当記事でご説明の通り、おしゃれオフィスの過剰訴求をしている会社や経営者は注意した方がいいでしょうね。
就業環境がドブラックで、他に何も訴求できるポイントがないこともあります。
ドヤ顔で「おしゃれなオフィスで働けますよ( ^ω^ )」みたいなことを言ってる会社はマジで注意しましょう。
転職・就活では、おしゃれなオフィスかどうかより企業の本質を見よう
以上、
ベンチャーや中小の分際で過度な「おしゃれオフィス」訴求をしている会社はブラック企業の可能性も高いです、なので、避けた方がいいと思います。
ということをご説明いたしました。
まとめると下記の感じです。
- 求人文言やコーポレートサイトでおしゃれオフィスを過剰訴求してる会社は注意
- 過剰におしゃれオフィスを謳う会社はブラック企業の可能性も高い
- おしゃれオフィスはコスパ悪いので経営者の自己満や見栄である可能性が高い
- 「1円にもならない見栄」に課金する経営者はやばい人が多いと思う
上記の通り。
働く環境がおしゃれなオフィスだと、確かにテンションが上がるかもしれません。
しかし、そういう部分にお金をかけている会社がどういう企業体質であるのか、よくよく観察して見抜かないといけないでしょう。
個人的な感想ですが、働くオフィスはきちんと換気がされていて温度調整が適切に設定されていれば、それだけで嬉しいと思います。
本質を見る上で、身の丈に合わない過度なおしゃれオフィスの会社はやばいところの可能性が高いと思いますよ、というお話でした。
記事を終わります。最後までお読みいただきありがとうございました(^O^)/