スポンサードサーチ
数々の洗脳で思考停止状態にしてくるブラック企業【社会悪】
ブラック企業で毎日消耗してつらいです。心が折れそうなときもあるので、転職とか長期的なことも大切かもですが、明日から実施できるイイ方法があったら知りたいです。
こんな悩みを持っている方に向けた記事です。
現在、毎日ほぼ定時上がりで年収中央値に収まる額の給与がもらえる、そこそこホワイト企業でサラリーマンをやっています。
ですが、過去に約3年で2社、壮絶なブラック企業勤務を経験し、心身ともに消耗する毎日を過ごしていた時期もありました。
何度も心が折れそうになりましたが、「こんなクソみたいな組織に負けてたまるか」と思い、個人が組織に抗う手段を模索し続けてきました。
今回は、オレがブラック企業勤務時代に実際に使っていた「ブラック企業の洗脳に勝つための折れないマインドの作り方」をご紹介したいと思います。
「こういうことを思ったりやったりしていれば、ブラック企業に負けない心を持てると思います」
という記事にできるよう一生懸命書きました。ぜひ最後までお付き合いください。
目次【本記事の内容】
- 1.【脱洗脳】ブラック企業に負けないための11のマインド
- 1-1.長くいる会社じゃないと強く認識する【ただの踏み台です】
- 1-2.得られるものは全て盗んで利用してやろうと思う
- 1-3.帰属意識を一切捨てる【感情の排除】
- 1-4.勤務時間を自分で管理・計算しておく【証拠も残す】
- 1-5.会社側の違法行為を全て記録する【戦うための道具を作る】
- 1-6.自分の身だしなみを整える【美学を貫く】
- 1-7.筋トレをする【適度な運動の習慣】
- 1-8.転職サイト数社に登録する【同業他社の求人を見る】
- 1-9.自分が好きなことや大切なことを愛し続ける
- 1-10.悪いのはあくまでも会社と認識【狂ってるのは環境です】
- 1-11.辞めるときの復讐プランを考える【立つ鳥跡はぐしゃぐしゃ】
- 2.【絶対負けない】ブラック企業の洗脳で悩むのは終わりにしよう
【脱洗脳】ブラック企業に負けないための11のマインド
長くいる会社じゃないと強く認識する【ただの踏み台です】
「こんなとこどうせ長くいる会社じゃないし、いつでも辞めればいいや。」
一歩引いて、冷静にこう考えてみるといいかと思います。
ブラック企業に一生いるわけではありません。
偶然や不運が重なってしまい、一時的に籍を置くこととなってしまいましたが、今いる場所は次に進むためのただの踏み台ですよね。
経営者のどんな信念とか理念とかあろうと、法律を守らないブラック企業は世の中の絶対悪です。
百害あって一利なし、どんな事業をやっていようとその組織は悪の組織であり、現代日本のがん細胞です。
ガッツンガツンに土足で踏みつけて、あなたが次に行くための踏み台にしてしまいましょうよ。
得られるものは全て盗んで利用してやろうと思う
「この会社でできる経験や得られるスキルは全部身に付けて、盗めるものがなくなって出がらし状態になったら捨ててやるか」
こう思いながら仕事を進めれば、ゲームのレベル上げ感覚で業務を進められるようになると思います。
ブラック企業の特徴として、仕事量が多すぎるとか、ありえない無茶ぶりが多いとか、こういう傾向があるかと思います。
ちょっとしんどい考え方かもですが、「ゲームのレベル上げ」のつもりで過重業務をさばいて、将来のための修行と割り切るのも有効です。
ブラック企業にいる1年って裏を返せば、普通の会社2年分くらいのスキル習得と経験とか積めることも多く、そこを割り切ってしまうのはありだと思います。
※状況によっては危険なことにもなりうるので決して無理はしないでください
大事なのは、会社のためとか会社に感謝とかいう感情は一切排除して、その経験が自分にとってプラスになるかどうかだけを自分の物差しだけで考える、ということです。
帰属意識を一切捨てる【感情の排除】
ブラック企業の洗脳常套句に「社員はファミリー」みたいなのがあるかと思います。
この手の言葉って全くどうでもよくって、会社という組織に帰属意識を持つことは甚だナンセンスであると思います。
なぜなら会社という組織は従業員を守ってくれないからです。これは絶対真理で、数々の企業の事件などで歴史が証明しています。
「どうせたかが職場だけの人間関係だ」
会社から一歩外に出れば、パワハラモラハラ上司や同僚は、臭くて気持ち悪いただのおっさんでしかないです。
あなたの人生に何も影響を与えることはできない、あなたにとって小さな人間の集まりが会社です。
そんな人間の集まりに帰属意識を持つ必要なんて、全くないと思います。
勤務時間を自分で管理・計算しておく【証拠も残す】
これはすごく大切で具体的な行動になるのですが、勤務時間の管理は絶対に会社任せにしないで自分で記録・管理して、いざというときの証拠を残すのがイイです。
タイムカードとか切っていても、平気で操作とか調整とかしてくるので信用したらダメです。
といっても別に難しいことはなくって、具体的にいうと「出社したときと退社したときの時間が分かるもの」があればオッケーです。
例えば、デスクにある電話の時刻表示を出社時と退勤時にアイフォンで写メっとくとか(オレはこのやり方でした)、PCを立ち上げたときと落とすときにスクリーンショットを取っておくとか、そのくらいで問題ありません。
ポイントは、残した証拠は会社のサーバーやクラウドやPCとかにためておかず、必ず自分でプライベートな環境に残しておくということです。
これを毎日することで、仮に会社が勤務時間を操作したタイムカードとかを持ってても圧倒的にこちらの方が証拠にできます。
残業代の請求期間は過去2年までさかのぼれるので、積み重なれば積み重なるほど金額が膨らんでいきますね。
ちなみにこの証拠がキチンと残っていれば退職後の残業代請求を自分でする必要とかなくて、労働問題専門の弁護士先生に丸投げで依頼したらOKです。成功報酬はだいたい2割とかなので、100万円残業代が請求できたら20万円くらいお支払いするイメージです。
会社側の違法行為を全て記録する【戦うための道具を作る】
ブラック企業って、ほぼ必ずなにかしら違法行為が横行してるものです。
労働基準法を無視してる時点でまず違法ですし、裁量労働制なのに遅刻の控除があるとか、そもそも裁量労働制の届け出がされていないとか、違法コピーソフトが平気で社内ツールになっていたり、おかしな社内制度で脱税しているとか、まぁ探せば必ずなにかあるかと思います。
もちろんセクハラやモラハラパワハラも違法行為ですし、どんな小さなことでも記録しておくことが重要です。合わせ技にできればその分だけ自分に有利な条件で退職時の交渉などでも使えます。
あと、そういう会社側の違法行為を証拠として集める行為自体が「戦う勇気」みたいなものを奮起してくれます。
メンタル強化という意味でも、どっちに転んでも自分に有利にしかならない「会社の違法行為の証拠」は集めておいて損はないかと思います。
とりあえず何か変だと思ったら写メだったり録音したりするクセを付けるといいです、今はアイフォンで簡単にできますので。
何か話をするときは、ボイスメモで録音状態にしたアイフォンを胸ポケットに入れておくだけでいいです。
「まぁ今に見てればいいですよ。あなた方の違法行為の証拠をこっちはこんなに持ってますので」
こう思えるのと思えないのでは、気持ちの余裕が全然違いますよね。
自分の身だしなみを整える【美学を貫く】
どんなときでも美意識をもって、見た目を理想の自分で居続けることを徹底しましょう。
めんどくさくてもこれはおろそかにしてはいけないと思います。
精神衛生上でマウンティングするため、オレはどんなに狂った仕事状況でも身だしなみをおろそかにすることはしませんでした。
毎日お風呂に入るとか、新しい清潔な服を毎日着るとかは当然です。
髪の毛も月に一度はプロに手入れをしてもらうといいです。顔を洗うときは石鹸ではなく、きちんとした洗顔料で洗い、お風呂上りには化粧水と乳液でケアをし、できればホワイトアップクリームなどで美白と保湿をしてください。
洗髪もリンスのあとにしっかりトリートメントをし、乾かしたあとはちゃんとしたクシでとかしてください。
美しい肌や髪は自信につながり、最強の鎧になります。お肌や髪に良いサプリとかを摂取するのもグッドです。
逆を言えば、身だしなみで美学を持てない人はブラック企業と戦う上である程度不利になってしまうとも言えます。
「忙しくてそんな余裕ないよ」ではなく、試しにやってみましょう。
めんどくさいかもですが、時間にしたら一日でトータル30分かからない程度気を遣うだけです。驚くほど根拠のない自信みたいなものが出てくるはずです。
オレが使ってるラインナップは下記の通りです。安くて費用対効果があって、何年も使ってます。
【ふき取り化粧水】
※水道水で顔を洗ったり使い捨て顔拭きウェッティとかは、必要以上に油分をもってくので肌に優しくないです。
コットン化粧水をコットンにしみこませてスッとふきましょう。
【化粧水】
【乳液】
【美白クリーム】
女の人でいうと、必ずその日のうちにお化粧を落として寝るのが大切でして、化粧したままお風呂にも入らず帰宅後寝落ち、とかは完全NGかと思います。
想像してください。
ある朝出社すると、身だしなみばっちりな自分はヘアスタイルも肌の状態も良好、清潔なスーツにアイロンのかかったシャツで靴もピカピカです。
ふと、むかつく同僚や上司を見れば、だらしなく太った締まりのない体形で昨日と同じようなよれよれの服でなんか臭います。
髪の毛も朝なのに油ぎっていて、タバコ臭い口に茶色い歯で肌は荒れてボッコボコ。
一言でいえば美しくない、もっと言うと「醜いな」と思うはずです。
そう思えた瞬間、自分の中に優越感が生まれてくるのではないでしょうか。
「たまたま今同じ職場にいるけど、自分は基本的にこいつらとは違う」
そう思える土台作りをすることが大事ですし、美しい自分を育成することはそのままプライベートでもプラスにしかならないので一石二鳥。
美しい自分を保ち、自信に繋げていくのが良いと思います。
筋トレをする【適度な運動の習慣】
ポジティブで強い心を維持するのに、適度な運動や筋トレ習慣の積み重ねは絶大な効果を示してくれます。
落ちてる気分も引き上げてくれるので、イライラしたり落ち込んだときは心の中で「くそったれ!」とか叫びながらとりあえず走ったりするといいです。
ウソだと思ったら試しに3日でいいからやってみてください、マジで明らかな違いが実感できると思います。
上記「身だしなみ」にも共通しますが、筋トレや適度の運動習慣は素晴らしいです。
フィジカル面でも締まった身体になるメリットがありますし、それを上回るメンタル面でのメリットを得ることができます。
「自分はちゃんとやっている」という謎の万能感みたいなものが沸いてきますし、気分もポジティブな方に向かいます。
これは筋トレや適度な運動によるホルモンが影響しているようなので、気になる方はググってみてください。
また、筋肉や体力をつけて身体を強くすることで、むかつくパワハラモラハラ上司や同僚に対しても
「こんなもやしっ子、いざとなったら素手でひねりつぶしてやればいい」
と思えるようになります(※本当にやったらだめです)。
メニューとかは簡単なもので全然よくて、自分の話で恐縮ですがオレは
・軽いストレッチ
・腕立て伏せ15~20回
・腹筋50回
・背筋50回
・ジョギング3km前後(時間にして20~25分くらい)
こんな感じで、帰宅後40分くらいで簡単に済ませています。
習慣化するとこれくらいは多少疲れていてもノーストレスで楽しめるようになります。
習慣的にしているスマホいじりやテレビとかYouTube見る時間をちょっと削れば、30~40分くらいであれば作れるかなと思います。
転職サイト数社に登録する【同業他社の求人を見る】
「いつでも辞める用意はできている」
こう思えるようになり、気がラクになります。
まずは登録だけでもいいです。ご自身になじみのある転職サイト数社に登録してしまいましょう。
履歴書や職務経歴書の作成が若干ダルいのですが、一度作ってしまえば使いまわしできますし、自分のスキルや経験の棚卸をして市場価値を図ることもできるので、この作業はしっかりするといいです。
自分は先に進むための行動を起こしているという認識があるとないとでは、ブラック企業勤務時の精神的な負担も違うと思います。
実際に登録して検索してみるとわかるのですが、自分と同業種の求人案件って見切れないくらいいっぱいありますよね。
これって、
「今の自分にできる仕事でこんなにたくさん会社があるんだから、ブラック企業に居続ける意味なんてないよな」
ということでして、前出の「いやならいつでも辞めればいいや」のマインドを裏付ける世の中のアンサーでもありますね。
自分が好きなことや大切なことを愛し続ける
ブラック企業の洗脳が進んでくると、元々自分が好きだったことや大切に思っていたことが何か分からなくなってくるかと思います。
普通にやってたら定時で終わらせることが絶対不可能な業務を日常的に個人に課することも、脳のリソースを削って思考力を奪うという意味から洗脳であると思います。
オレも経験があるのですが、とりあえず目の前の業務を片付けて週末が来るのを楽しみに頑張っていると、
「一日の業務を片付けて帰宅すること」や「土日がくること」がゴール
みたいになってしまいます。本来であれば、「帰宅後」や「土日」をどう楽しむかがゴールであるのに。。。
こうなってくると「何のために生きてるんだろう」みたいなウツっぽい思考パターンにハマりやすく、結構危険な状態だと思います。
そうならないために、自分が好きなことや大切なことには絶対的な自信を持つことが大事だと思います。
悪いのはあくまでも会社と認識【狂ってるのは環境です】
ブラック企業の洗脳術の一つに「つらいのはお前がダメなせいだ」みたいに思わせ、自信を奪っていく。というものがあると思います。
これは会社が意識的であろうと無意識的であろうと、ブラック企業の環境要因や仕事の進め方自体に、こういうマインドに陥れる仕組みがセットされているためです。
当たり前の話ですが、狂ってるのは環境であり、悪いのはブラック企業です。
狂ってる環境の狂ったローカルルールで「ダメなヤツ化」したとしても、それは裏を返せば正常な環境での「デキるヤツ」ということなので。
ブラック企業でパワハラモラハラ上司とかが言う「ダメなヤツ」って実はこの世の中に存在していなくて、ただ会社が使いづらい賢い(洗脳の効きが悪い)人間を指していたりすることが多いです。
自分を信じましょう。大丈夫、悪いのはブラック企業とその環境だけです。
辞めるときの復讐プランを考える【立つ鳥跡はぐしゃぐしゃ】
ブラック企業を相手に、綺麗な辞め方をする必要とかってないです。
波風立てず身を引きたいのであればいいですが、もし今までの復讐がしたいのであれば、個人にできる最大限の嫌がらせをして思い知らせてやるのもありです。あなたがそうすることで、次の被害を減らすこともできるかもしれません。
「勤務時間(残業時間)の自己管理」をしながら仕事をやり、「会社の違法行為の証拠集め」をやりながら「転職サイトの求人をチェックする」。
この流れを作ってしまえば、タイミングが来たらいつでもブラック企業を抜けることができるかと思います。
ある程度資料がまとまったら、労働問題専門の弁護士に相談に行き、具体的にどういう風にして辞めたいのかを決めたらいいです。
弁護士の探し方ですが、お金がかからない方法ですと「法テラス」とかに行っての無料相談から始めましょう。
弁護士の先生に無料で相談することができます。
都内でしたら、個人的に「旬報法律事務所」がおすすめです。
オレはブラック企業で苦しんでいるときに、ここの事務所の梅田先生と大久保先生に本当に助けていただきました。
・未払い残業代の請求は弁護士の先生にお任せします(初回は法テラス推奨)
・会社の違法行為の証拠は、脱制関係であれば会社所在地が管轄の税務署に提出します
・労働環境系であれば、同じく会社所在地の労働基準監督署に提出します
・違法コピー系であれば、猫の広告でみたことがあると思いますがBSAというソフトウェア著作権保護の団体に提出します
こうすることで、ブラック企業は最大で「税務署」「労働基準監督署」「ソフトウェア著作権保護団体」から同時に突き上げを喰らい、かつ弁護士から未払い残業代支払の請求もいくという合わせ技一本状態。
特に残業代未払いに関しては、あなた一人が実際に行動を起こすことで周りの人も勇気付けられ、後ろに続いていくということもあるかもしれません。
スポンサードサーチ
【絶対負けない】ブラック企業の洗脳で悩むのは終わりにしよう
以上、「ブラック企業の洗脳に勝つための折れないマインドの作り方」のご紹介でした。
これだけ?と感じられる方もいるかもしれませんが、実際にこれらを意識・認識して日々の業務にあたると、ストレスが全然違います。
サービス残業は後々で全額残業代で請求できるし、オーバーワークで身に着いた経験とスキルは必ず次のホワイト企業で重宝されます。
むかつく上司や同僚も、一歩会社を出ればただの臭くて気持ち悪いおっさんです。
利用するだけ会社を利用して(あなたも現在ブラック企業から労働搾取として利用されているので)、抜けるときは返す刀で斬り付けて当然の報いを思い知らせてやればいいんだと思います。
あの日の君へ
今回の記事は、ブラック企業ですり減りつつ嫌な思いばかりし、毎日が憂鬱で憂鬱で仕方がなかった過去の自分に向けて書きました。
この記事を読んでくれたあなたが共感し、少しでもブラック企業と戦うモチベーションを上げていただけたら、心の底から嬉しいです。
一社でも多くのブラック企業が潰れ、一人でも多くのブラック企業勤務で悩む方が脱出できることを心から願います。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。