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就職・転職で履歴書や面接ってどう考えるべき?
就活生・転職者
「就職・転職を考えています。けど、履歴書の作成や面接が特に心配です。誇れる経歴とかないし、空白期間(留年・無職期間)があるし、、、どういう風に考えればいいか分かりません。」
今回はこういった疑問に答える記事です。
【結論】盛っちゃってOKです【就職・転職の履歴書や面接】
メモ
基本的に、普通にお仕事をしていたり学生をされていた方なら、業種や雇用形態など問わず「履歴書や面接で誇れる経歴がない」なんてことはないと思います。絶対に何かあるはずです。
先にネタバレですが、結論から言うと盛っちゃってOKと思います。
もっと言うと、「イイトコ」だけを膨らませて伝えればよいです。理由はあとで説明しますね。
具体的には、ちょっとでも携わった業務は「業務経験あり」でいいと思いますし、触ったことのあるツールは「実務経験あり」でOK(^O^)/
もし前職を辞めた理由が「ブラック企業過ぎた」とかなら、何かしら別のポジティブな理由(現場作業だけでなく上流業務にも携わりたくなった、など)に言い換えましょう。
※当然ですがウソはアウトです。後で自分が困らない範囲にしてください!
あなたが学生で、出席日数不足での留年経験があったとしたら、
「学生時代じゃなきゃできない、どうしても人生でやりたかったことをやるため、親には大変な迷惑をかけましたが将来に悔いを残したくなかったので一時的に休学していました(その期間で得たものも合わせて伝えられるとベター)」
くらいのことは言っちゃっていいと思います。リターンを得るためリスクが取れる人間です、とアピールできればモアベター。
現に出席日数が不足になるほど他のことをやっていたはずで、そこを膨らませたらよいです。
それはバイトでも趣味でもゲームでもなんでもオッケイだと思います。
ただダラダラしていたとかでもいいと思っていて、そういう「怠惰を貪る」とかって学生時代じゃなきゃできないですよね。
その結果、どういう考えに至って、今現在の就職活動にどう前向きに活かせているか。そういう切り口で昇華したら、どんなことでもマイナスな印象としては伝わらないのではないでしょうか。
つまり、ウソにならない範疇で、就職や転職時には経歴などを最大限「装飾」し「ポジティブに言い換え」しましょう、ということです。
厳重注意
※経歴詐称になるからウソは絶対にダメです
どんなちいさなことやマイナスのようなことでも、盛ったり言い換えたりポジティブな切り口に変換したらいいんです。
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就職・転職の履歴書や面接で経歴をポジティブ変換した方が良い理由
これ、なんでかというと理由があって、実は求人広告を作ってる現場で企業側もおんなじことをやっているからです。
求人情報とか面接でイイトコははっきり言うけど「定時上がりしてる社員はほぼいないです」とかのネガティブな情報は、聞いてもなかなかはっきり答えません。イイトコは全面に押し出すけど、ヨクナイコトはそのまま言わないでポジティブな表現に言い換えてます。
オレは前職で、某大手の複数媒体を担当する制作現場にいたんですが、求人媒体の制作ディレクターがクライアント(求人募集してる企業)と会話してる内容を聞いたりして思わず表情をなくした経験が数知れずあります。
クライアントが
ウチはこういうことがあるから、これを言うとなかなか人が集まらなくて、、、
といえば、返す刀で求人媒体の制作ディレクターはこう言います。
それ、こういう風に言い換えましょう!
結果、全く同じ内容を表す文言が変わり、ネガティブ要素だったことがポジティブ要素であるかのような表現に変わっています。
例えば、あるあるですが下記見ていきましょうか。どうやって企業側のマイナスポイントをウソにならないように言い換えて、転職・就職者がさもプラスであるかのように感じるようにしているか。
就職・転職時よく聞く求人広告や面接の文言の真意【言い換え】
・賞与年一回(業績による)
→明確に記載されてないから業績によって永遠に出ない可能性もあります。
また、出ても「寸志」レベルの金額だったりして萎えてしまうことも。
これ、(予定)みたいなものでして、過去実績が記載されていないから、今まで賞与出したことない企業でも「業績が良ければ今後は出しますよ」と言っているだけかもしれないです。業績がどうなったらいくら出るとかはまず記載されていない。
・昇給あり(年一回)
→「あり」だけで100%確実に上がるとは書いていないです。(あっても年1000円とかかも、、、)
どういう基準でいくら上がるのか、実例を口頭で確認しても、それは過去にあった100人中1人とかの例外中の例外をモデルケースに語っているのかもしれないので、必ず「同年代の平均昇給金額と査定月」として数字で確認しておきたいところです。
「最初は安いかもしれないけどパフォーマンス次第ですぐに上がりますよ」みたいな言葉は絶対に信用したらダメで、そういうこと言ってくる会社はまず普通に働いてたら上がらない気がしています。
3年くらいは入社時のまま給料ほぼ変わらない(上がって数千円)くらいの覚悟で納得できない金額だったら、そもそもの入社を考え直すのが吉です。
ただしこれは転職による中途入社のケースでして、就活による新入社の場合は「同部署に配属されている方の平均的な昇給金額」として確認しましょう。
・残業が少ない
→といいながら見込み残業時間が30時間とか45時間とかになっているケース。
見込み残業時間分はフルフルであるけど、それ以降、給料の発生する残業が少ない、ということかもしれないですよね。
また、そもそも就業時間の管理が適当(ある時間枠でしかタイムカードが発動しないとか)だから形式上「少ない」みたいに操作されている可能性もあります。
勤怠管理の方法と合わせ「過去一定期間の平均残業時間」として、これも数字で確認しておきたいです。
・残業時間20~30時間程度(残業ゼロで帰れる日も!)
→残業20~30時間って結構あるし、残業あり前提の書き方が論外と思います。
こういう文言が出てきたらちょっと怪しいなと感じますが、求人を見ていると結構あるんです。
・年間休日120日以上!
→わりと当たり前の話です。国民の祝日が15日、1年は52週なので土日が計104日。合計すると土日祝日だけで119日になりますよね。
休日が多いということに訴求したいのであれば、お盆休みと年末年始休暇を入れて年間休日130日くらいは書いて欲しいと思います。
・勤務歴が浅くても裁量権があります!
この表現、通常業務を回すのにかつかつで教育体制がまるでできていない現場でよく使われているのを見てきました。
要は「きちんと教えてる余裕がないから自分で考えて空気読みつつ仕事をしてください」ということなのかなと。同義語で「即戦力」といった単語が使われることもあります。
適当に仕事がふられてくるか、責任者が機能していないことも多く、業務の登場人物や全体像などが把握できる前から「背中で学べ」的無茶ぶりで責任だけを押し付けられている状況を「裁量権」というオブラートに包んでいる可能性があります。
・風通しのよい社風です
→組織が未熟なのでまだしっかり体制が構築できてない、ということの裏返しである場合も多いです。
そういう組織に溶け込んでいきたい、と考えている方には良いと思いますが、個人的には「求められていることに対する対価が割に合わない」ケースが多いのかなと感じております。
※キチンとした会社さんももちろんあります
・ルールは自分たちで作っていく!
→こういった趣旨の文言もたまに見かけますが、「現状、まともな組織として機能しておらず無法地帯です」ということが多いかなという印象です。
組織として走り出す前に押さえておかなければいけないことを放置してとりあえず動き出してるといいますか、おしゃれな壁紙を一生懸命張りながら基礎工事を同時並行してやってるおうち的な、「物事の順番とは」みたいな。
ただ、柔軟性をもって従業員の意見をルールに組み込んできます、という素晴らしい会社さんもあるので、その辺の見極めは大切です。
・少数精鋭です
→個人的に非常に危険度の高い文言と思ってます。
クレイジーすぎて人が定着しない(離職率が高い)職場である可能性が高いので、直近半年ないし一年の退職者数を確認したいです。
・スターティングメンバーだからチャンスは無限大!
→サラリーマンの待遇・給料でスタートアップベンチャーの代表と同レベルな働き方が求められます。定額働き放題。
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履歴書や面接では全ての要素をポジティブに変換しよう【就職・転職】
上記、よく就職・転職系の求人広告文言にありがちなことをみてきました。
間違い探しとかクイズとか、化かし合いとかみたいだなと思います。
全ての求人広告がこうだとは思っていませんが、こういった具合いでマイナスポイントを「言い換えて」プラスのような書き方・伝え方をしているケースはごまんとあります。そういった背景を踏まえて、
ポイント
「企業側だってイイコト膨らまして盛ってるんだから、こっちも同じことやっちゃえ」
というのがこの記事の趣旨です。
普段ネガティブ思考な方も、履歴書を作成するときや面接のときだけは自分を洗脳してでもポジティブにポジティブに言い換えて盛っていきたいところです。
直近一年で退職した人の数
社員数40名ほどの企業の面接で、「御社で直近一年で退職した人は何人いますか」的な質問をしたところ、「一名ですね」との答え。
ところが実際は、会社全体で月一名ペースで離職者がいて、この担当者が答えた「一名」とは「(あなたが配属される部署では)一名ですね」ということでした(「御社で」、っつってんだろ)。
契約期間が終了した本採用時には昇給します
「三か月の契約期間が終了したのち、正社員として本採用になった暁にはみんな昇給しています」
といううたい文句で内定をいただいたので、
「直近一年で採用した方の実績が知りたいです。何人いて何人がどのくらい昇給したのか教えてほしいです」
と尋ねたところ、メールでの具体的な回答をはぐらかされ「口頭で説明するからご来社ください」とのこと。「?」と感じて行ってみるも、結局実績の回答はなし、、、「人によってパフォーマンス次第でごにょごにょ、、、」といった感じでした。。。
労働条件通知書は内定承諾後にお渡ししています
内定をいただいた企業に労働条件通知書の提示を求めたところ、「労働条件通知書は内定承諾後にお渡ししています」とのこと。
「しっかり考えたいので」と数回お願いするも、「面接時に口頭でご説明の通りなので」と開示ですら内定承諾後(入社後)とのことでした。
書面で労働条件が確認できない企業なんて怖くて入れませんよ、、、(んじゃオレも内定後じゃなきゃ履歴書も職務経歴書も見せねぇっつーの!)。
というわけで本日はここまでです。最後までお読みいただき誠にありがとうございました。