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移動遊園地はジャワ島穴場観光スポット【運が良くないと行けない】
インドネシア旅行が好きで、バリ島やジャワ島に遊びに行くことが結構あります。今回はジャワ島の穴場中の穴場の観光スポット、移動遊園地をご紹介します。
ジャワ島観光でまさかの伊藤潤二ホラー漫画の世界を思い出した件
その日オレはジョグジャカルタの街をガイドのスナルさんと車移動していました。
ジョグジャカルタの竹下通りと言われている「マリオボロ通り」というショッピング街で、お土産を買いこもうという算段でした。
買い物を終えいくつか観光スポットを回り、夕方過ぎにホテルに戻ろうと日の落ちる街を景色を眺めつつドライブしていたときのこと。
人がめっちゃ集まっていて、観覧車やメリーゴーラウンド的なものが立ち並ぶ広場を発見したのです。
スナルさん、あれ何?
ああ、あれは移動遊園地です
移動、遊園地?
「移動遊園地」という聞きなれない単語に興味を持ち、ざっくり解説してもらうと、
各種設備をバラして移動して組み立てて営業する形式の遊園地
という感じであることが判明。
その名の通り「移動」しているため、観光客からすれば場所の特定が難しく、たまたま近くを通ったらやってましたとかじゃないと体験できないレアなイベントのようです。
とはいえ、結構大きい観覧車とかが見えているので、頭の中で「移動式」という概念がスッと入ってきません。
え?あれ全部バラして移動してるんですか?
そうですよ
観覧車とかも全部?
もちろんです
ということで車を止めて寄ってもらったのですが、、、
なんというか、ちょっとした悪夢に迷い込んでしまったというか、真っ先に頭の中に浮かんできたのは 伊藤潤二のホラー漫画の世界みたいといった感想でして、とりあえず写真を見ていただきたいと思います。
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ジャワ島穴場観光スポット移動遊園地【ホラーな件】
と、ざっくり見ると下記の通りこんな感じです。
サイケデリックなトーマスとか、ちょいちょい、明らかにノーライセンスなキャラが見受けられますね。 大きい観覧車とかはモーター的なもので動いているんですが、モーター近くに行くと会話ができないくらいの爆音で稼働音がうなりをあげており、また地面に伝わる振動がものすごいです。
そういった類の音や振動をかき消すためか、園内には爆音でインドネシア語のオリエンタルな楽曲が鳴り響いています。
一番やばかったのは
そして観覧車は、多分あなたが想像している速度の3倍くらいのスピードで回っています。ビデオの早送りを見ているようなスピード感でした。
西荻窪名物「ピンクのゾウ」みたいな、ハリボテ感満載のゾウコースターは手動で回してました。
これらの遊戯施設をバラして移動先で組み立てている、というのがすごいなと思います。
服屋とかこういった感じでして、シャツ類が一枚300~500円くらいです。
こんな感じに、綿あめ屋さんやアイスクリーム屋に焼きトウモロコシ屋なんかが人気でした。スーパーボールすくいとかもあって、この辺は日本の縁日とかに近い感じですね。
インドネシアポップスの中にランボーやジョンウィックがいますね。
生き物コーナーもあります。金魚とかハムスターとかがわりと雑に売られていました。
【まとめ】移動遊園地はジャワ島の穴場観光スポット化するかも
デッサンがおかしくなったぐにゃぐにゃのパチキャラとかがいっぱいいて、すごく楽しい空間でした。写真と動画のキャプチャ織り交ぜてのご紹介だったため、画質が統一できずにすみません、、、機会があればキャプチャ元の動画も公開しようかなと思っています。
帰りしなにみんなで移動式遊園地の入り口にあったトラディショナル屋台に立ち寄りました。最後に、ここで食べたごはんをご紹介して、〆にしようかなと思います。
これは、通称「猫のごはん」という屋台メニューです。わら半紙的なものにくるまれた状態で提供され、中を開けると画像のように肉団子の串、ジャワ米の上に細切れのなにかを炒めたもの、よくわからないパリパリしたおせんべい、とかが入っています。
あたたかいジャワティーを頼んだら、ずっとスリガラスのコップだと思っていた入れ物に入れてくれたのですが、ティーを注いだとたんに綺麗な透明なガラスのコップになりまして、イエイでした。
ここの屋台では、オレとガイドさん含む4人でさんざん飲み食いしたのですが、500円払っておつりがきました。
ジャワ島のこういったローカルな屋台はマジでおいしくて安いのでおススメです。火の通ってない生ものとかだけ避ければ、だいたい何食べても大丈夫と思います。
ということで、新しいジャワ島の観光スポットとして「移動遊園地」がメジャーになっていくことを祈りつつ、おしまいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。