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【映画】エレベーターのデータ【感想・ネタバレ】
当記事では、映画「エレベーター」の感想やネタバレなどをレビューします。
映画「エレベーター」作品情報
- 製作年:2011年
- 製作国:アメリカ
- 原題:ELEVATOR
- メーカー:ミッドシップ
- 出演者:クリストファー・バッカス、アニータ・プリエム、ジョン・ゲッツ、シャーリー・ナイト、アマンダ・ペイス、レイチェル・ペイス、デヴィン・ラトレイ、ジョーイ・スロトニック、ターミナ・サニー、ワリード・F・ズエイター
- 監督:スティーグ・スヴェンセン
- 製作:トール・アーネ・ウーヴェレボ 、 マーク・ローゼンバーグ
- 脚本:マーク・ローゼンバーグ
【雑に語る】映画「エレベーター」のあらすじ
パーティー会場に向かうエレベーターに乗った9人。
甘やかされたガキのいたずらにより、高層階で緊急停止してしまう。
動かないエレベーター内は徐々に不穏な空気に。
最悪なことにその中には、全てを失い他責思考から「無敵の人化」し、パーティー会場で自爆テロをするため体に爆弾を巻き付けた老婆が乗っていた。
映画「エレベーター」はこんな人にオススメ
- シチュエーションスリラーが好き
- 予定調和なホラーが見たい人
- 閉所恐怖症の人(怖いよ)
- エレベーターモノが好きな人
映画「エレベーター」トレーラー
【感想・ネタバレ】エレベーター
ワケありな9人を乗せたエレベーターが、大手証券会社のビル高層階にあるパーティー会場に向かう途中で緊急停止する。
という、わりとどっかで聞いたことある設定の作品。
設定だけじゃなく展開もわりと先読みできる感じで、僕は次の通り予想していたことは全て的中しました。
- このばあさんは絶対やばいぞ
- 嫌味なコメディアンは良いヤツにキャラ変する
- 妊婦の父親はあいつだろ
- そんな隙間から手を出したらあなた、、、
目新しい点はまるでないものの、「ほーらねやっぱり」という、映画マニアならではの「答え合わせ的な見方」をするとちょっとおもしろいかもしれません。
結論「エレベーター」は星2つ★★☆☆☆
結論からいうと、僕はあんまり面白くなかったです。
ビルオーナーの富豪じいさんが乗っているエレベーターなのに、あんな長時間止まったままっていうのはちょっとご都合主義が過ぎるように思いました。
被害者として描かれた老婆に全く同情できない理由
冒頭から薬をウイスキーで流し込んでたやばめのばあさんがキーマンでして、この人、息子を戦争で亡くして夫は投機で全財産を失って自〇。その結果、失うものをなくした無敵の人状態なわけです。
復讐心にあおられて息子の戦友に時限爆弾を作らせ、身体に爆弾を巻いて証券会社のパーティーで自爆テロをしようとしていたわけですが、、、
完全に動機が逆恨みのそれで恐ろしいです。
劇中では「夫はあなたたちに投資で騙された」的なことを言ってましたが、それは確実に投資ではなく投機であって、その辺ちゃんと理解しているんだろうか。
ギャンブルの失敗を他人のせいにする他責的な思考が、パチンコで年金すっからかんにして店員にからむ老害のそれと大差なく、このばあさんを被害者ではなく加害者に仕立て上げていました。
境遇に1ミリも同情できず、「そういう他責的なモノの考え方をしているから、〇んでからもおもちゃみたいなナイフで身体を切り刻まれるゴアな目に遭ってしまうんですよ」というひねた観方をしてしまいました。
しかもその後、無関係なデブを巻き込んで爆発してるわけで、無差別通り魔犯でしかないですね。
保護者は子供のことを見ていないと大変なことになる
そもそも事の発端は子供がいたずらで緊急停止ボタンを押したことなんですが、この子供は一度ならず二度やらかします。
保護者は小さな子供をしっかり責任もって見ていないと大変なことになる。
他の方のレビューではこの子供を非難する意見が多かったですが、完全に保護者のじいさんの過失でないかと。
なので、責められるべきはこの場合、保護者なのでは、、、と感じました。
そういう意味では、見る人の精神的なポジションによって悪役が変わる映画なのかもしれません。
僕は完全に、無責任な老害による通り魔的自爆テロ失敗映画と見ましたが、悪役を誰とするかで感想は分かれることでしょう。
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映画「エレベーター」はアマプラ無料体験で観られます
ということで、「エレベーター」の感想でした。
シチュエーションスリラーがお好きな方に特にオススメです。何も考えず予定調和を楽しみたい方も是非どうぞ。
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本日の作品「エレベーター」