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終身雇用はいつ崩壊?働かないおじさん化で人生詰まないためには

投稿日:2019年5月19日 更新日:

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終身雇用が崩壊して焦る「働かないおじさん」はマジでやばいと思う件

終身雇用終了

本記事の目次です。

終身雇用や年功序列を崩壊に導いた働かないおじさんたちの末路

じゃてぃらん
こんにちは。じゃてぃらん(@jathilan666)です。

サラリーマンとして、働き方とか仕事への関わり方とかを日々考えて生きています。

雇用維持に堅硬な姿勢を持つイメージであったトヨタの社長が「終身雇用の維持は難しくなってきてる」旨の発言をして、物議を醸しています。いたるところで喧々諤々の議論がされていますね。

トヨタ社長が「限界発言」終身雇用の継続は難しいとの認識
※引用:livedoor NEWS

個人的な意見で申し訳ないのですが、毎日会社の文句言いながら一度も転職したことのない人とか、終身雇用制度にしがみついてぶら下がっている無能なおじさんとかが好きではないですし、長く会社にいるだけで大した成果も出していないお荷物おじさんとかに、年功序列で高い給料を出しているという状況に憤っているので、個人的には「そりゃそうだ」といった感じなのですが、、、 ちょっと考えてみたいなと思い記事を書きました。

結論からいうと、

年功序列や終身雇用制度でぶら下がっている「働かないおじさん」は今後切り捨てられていくだろうから、個人のスキルや経験を獲得して世の中で戦う力をつけていきましょう

という内容の記事となります。

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安心神話崩壊、45歳以上対象のリストラ拡大中【終身雇用オワタ】

ここ最近の世の中の流れとして、下記の通り名だたる大手企業が「45歳以上」を狙い撃ちしたかのように、「早期退職者募集」というタテマエの「リストラ」を発表しています。

大手企業の45歳以上対象の早期退職者募集(リストラ)【終身雇用終了】

去年(2018年)6月:NEC(6701)東証1部

去年(2018年)10月:日本ハム(2282)東証1部

去年(2018年)10月:エーザイ(4523)東証1部

去年(2018年)12月:昭文社(9475)東証1部

去年(2018年)12月:千趣会(8165)東証1部

今年(2019年)1月:アルペン(3028)東証1部

今年(2019年)2月:カシオ(6952)東証1部

今年(2019年)2月:コカ・コーラ(2579)東証1部

今年(2019年)2月:協和発酵キリン(4151)東証1部

今年(2019年)3月:富士通(6702)東証1部

で、冒頭でも言いましたが、とうとう

トヨタ自動車(7203)東証1部

が、終身雇用はもう難しい局面にきてるかもと宣言しましたね。

トヨタ社長が「限界発言」終身雇用の継続は難しいとの認識

※引用:livedoor NEWS

じゃてぃらん
そもそもリストラとは、リストラクチュアリング(Restructuring)。 事業の再構築という意味なのですが、人員整理等による人件費の削減を目的とした施策になりがちなため、イコールで「解雇」を意味する、といった感じでしょうか。

【データ】45歳以上ってどんな人なのか【終身雇用崩壊の最前線】

では、

大手企業が必要性を感じなくなっている45歳以上の人材

とはどんな人たちなのでしょうか。

今の45歳以上は1974年よりも前に生まれた世代。

新卒年齢を22歳とすると、1996年よりも前に就職した世代のことを指しています。

45歳=1974年生まれ、1996年就職

50歳=1969年生まれ、1991年就職

55歳=1964年生まれ、1986年就職

次にこの人たちの生きてきた時代背景をみると、高度経済成長期、バブル経済期、就職氷河期などが見えてきます。

高度経済成長期:1954年(昭和29年)12月(日本民主党の第1次鳩山一郎内閣)から1973年(昭和48年)11月(自民党の第2次田中角栄内閣)までの約19年間

バブル期:1986年(昭和61年)12月から1991年(平成3年)2月[1]までの51か月間

就職氷河期:バブル崩壊後の就職が困難であった時期(1993年から2005年と定義されている)

※引用:ウィキ

これらを鑑みて乱暴に言ってしまえば、

リストラ対象の45歳以上

高度経済成長期に生まれてバブル期前後に就職した世代が多い。

ということでしょうか。

じゃてぃらん
生まれた時から右肩上がりの好景気を過ごし、就職時にはバブルで空前の売り手市場だったという。。。うらやましい古き良き時代ですね。

とはいえ45~49歳の方は就職氷河期に当たる期間に就職した世代です。頑張って就職活動して入った企業だから一生そこを出たくない、みたいな感情が生まれるのでしょうか。

余談ですが、一方で今年(2019年)新卒就職の22歳は1997年生まれ

97~98年は経済成長率が2年連続でマイナス成長を記録した年で、平成不況の中でも消費税5%への引き上げとかで個人消費も落ち込み、「日本経済は1997年から長い不況に入った」ともいわれている、実にキツい年に生まれている世代になります。

【平成不況】

「第1次平成不況」(バブル崩壊)1991年(平成3年)3月から1993年(平成5年)10月までの32か月間

「第2次平成不況」(アジア金融危機)1997年(平成9年)6月から1999年(平成11年)1月までの20か月間

「第3次平成不況」(ITバブル崩壊)2000年(平成12年)12月から2002年(平成14年)1月までの14か月間

引用:ウィキ

生まれた時から不況時代。。。

のちにも記憶に新しいサブプライム(2007~2009年:10~12歳)リーマンショック(2008年:11歳)東日本大震災(2011年:14歳)とかも経験していて、控えめに言って若い世代ほど人生がハードモードスタートのクソゲー化している気が。。。(´;ω;`)

話を戻します。ではなぜ、「45歳以上」という条件で、様々な大手企業がこの世代人材を切りたがっているのでしょうか。

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45歳以上に終身雇用崩壊の波が広がる理由【若年性老害】

一言でいうと、

45歳以上のおじさん世代に「コスパ最悪な人材多すぎ」

だからじゃないでしょうか。

年功序列終身雇用という甘々な制度が現役として生きていた頃から組織に居座っていて、半ば寄生虫状態の「給料の高い働かないおじさん」は、腹の立つことにわりとたくさんいらっしゃると思っています。

じゃてぃらん
すみません、、、たかが一介のサラリーマン、しかも転職組が何言ってんだと思われるかもですが、、、仕事をしていないのに高給の「働かないおじさん」はたしかに一定数いるな、というのが現役の体感として確実にあります。

「働かないおじさん」というワードがすでに世の中に定着してることからも問題の根の深さを感じますし、Twitterやブログでも現役世代の怒りの言葉を多く発見することができます。

ちなみにオレの職場遍歴にも必ずこの手の「働かないおじさん」がいました。

以前実際に見た「働かないおじさん」

・一切マネジメントをしない名ばかりマネージャー

・タバコで一日の半分くらい離席してる管理職

・お昼休憩を2時間以上とってるおじさん

・繁忙期でも普段の雑務だけして絶対定時で帰るおじさん

・だらだら何もしないで(or寝たりして)生活残業してるおじさん

マジで50代前後の人に多かったなという体感です。

もちろん、職場にいる50代の全員が全員そうではありませんが、上記のような「働かないおじさん」は確実にどんな組織にもいると思っています。

そして、そういうおじさんたちが緩やかに終身雇用制度を破綻させ崩壊させていった、というのが一つの答えのような気がしています。

老害乙、、、といった感じですが、なんでこんなのが出てくるかは別の話なので今回は論旨から外します。

こういった、

高度経済成長期に生まれ、バブル経済を経験してきたおじさん世代が終身雇用をだめにしてきた

もっと言うと、日本という国を弱体化させてきた、と拡大解釈することも全然できると思っています。

そして明らかに企業側は「働かないおじさん」を狙い撃ちにして切り捨てようとしてくる流れが出てきているといえます。

じゃてぃらん
どうしようもないおじさんたちは、自分たちだけ恩恵を受けてきながらその制度を衰退させたということで、、、どことなく宿主を食いつぶすばい菌みたいだな、と思います。

時代の勢いにたまたま波乗りでき、自分の実力と勘違いし何もしてこなかった人たちが今になってリストラの対象となっている、といった感じなのではないでしょうか。

終身雇用崩壊の波をものともしない45歳以上も非常に多い件

とはいえ、当たり前の話こういった「働かないおじさん」は全体の一部であり、

普通の会社員″>
 <figcaption class=大先輩

終身雇用制度とか崩壊しても別になぁ、、、それで?

という方の方が大多数なのかなと。

基本的にそういう人は成果を出しているので、終身雇用とかとくに気にしないのではないでしょうか。

じゃてぃらん
結局、終身雇用が崩壊して青くなるのは一部の「働かないおじさん」たちだけな気がしています。

年齢だけ高くて能力の低い人は、排除されるかそれ相応の待遇に落ちていく、、、ということだけなのかなと思います。

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終身雇用にぶら下がった働かないおじさんは制度崩壊でオワな件

今後の日本の社会を想像すると、無駄に年齢を重ねて、意欲もなく、転職経験もなく一つの会社しか知らない「働かないおじさん」は、マジでつぶしが利かなくなっていくでしょうね。

「仕事が減るから公園に人増える状態」といいますか。。。

こういった、ある意味の自業自得で落ちていく人を、公共の社会保障とかでセーフティネットをかけるのは根本的に違うなと感じています。

自己責任という言葉はあまり好きではないですが、ぶっちゃけ終身雇用が崩壊してリストラ要因になって困ってる人って、まぁほぼほぼは自分のせいなのかなと思っています。

入社したから定年まであんしーんとタカをくくり、自分の市場価値とか一切考えてこなかったばかりか、社内でも大して働かずに、中身もなく年だけとって給料上げてぶら下がっていれば、そりゃあそんなお荷物はいらないと思われますよ。といった感じです。

じゃてぃらん
精神構造は何も考えないでフリーターとっかやってる人と似たようなものと思っていて、つまり行動や意思決定をせずなんとなく生きている人たちですね。

自分の人生で自分が責任を取らないでだれが責任を取るのですか?

というお話です。

いつくる?終身雇用崩壊後の世界で目指すべき働き方【結論】

ではどういった働き方をすべきかというと、冒頭の結論に立ち返りますが、オレは

個人のスキルや経験を獲得して世の中で戦う力をつける働き方

を目指すべきと思っています。具体的には、

組織を信用せず依存せず、自分のスキルアップと経験値アップを意識して市場価値を高めることのみにフォーカスした働き方。

現状維持では緩やかに衰退していくしかないので、常にそういったことを考えていこうと思っています。

大手企業でも、終身雇用に甘んじてぶら下がっている使えない45歳以上はマジでいらない、と判断している以上、制度に甘えて一つの組織でだらだらしていたら秒で食いあふれてしまいます。

世の中の流れなので、個人がいくら文句を言っても多分状況は変わらない気がしており、、、環境に文句を言うよりか自分が変わるほうが確実でしかも早いです。

そんな遠くない未来、ぶら下がりの老害はどんどん排除されていく流れになっていくと思います。

例えば、今より景気の良かったはずの高度経済成長期やバブル時代を何も考えずに生きてきた世代が「下流老人」としてたびたびニューストピックに上がっています。今の老人たちが若かったころは、現代よりチャンスがたくさんあふれていたと思うのですが、時代に恵まれても享楽的に日々を過ごしていると、、、という感じですね。

じゃてぃらん
大事なことと思うのでもう一度言いたいのですが、マジで環境に文句や愚痴を言っても何も変わりません。その文句や愚痴が一見して正論であったとしても、文句や愚痴だけで絶対に前に進めることはないと思います。

企業や組織に守ってもらうという考えは捨てるべきと思っていて、もっと言うと「企業や組織を利用する」という考えにシフトするべきだなと感じています。

「企業や組織を利用する」という意味では、制度に甘んじて高給取りの「働かないおじさん」化を目指すのも一理ありますが、、、「終身雇用」「年功序列」という死にゆく制度に期待を込めるリスクを許容できるかどうかですね。

死にゆく制度に固執し過去のものとなった正論や理想論を語る生き方、変化していく状況や環境に必死になじもうと努力する生き方。

あなたはどちらを選びますか?オレはいろいろな試行錯誤をして挑戦する働き方や生き方を選ぼうと思います。

本日はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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