本記事の目次です。
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「何が言いたいの?」話が長い人は箇条書きで考える【最強の伝え方】
「話が長い、、、」とか「結局何が言いたいのかわからない」と言われます、、、こういう状況から抜け出したいです。
こういった疑問に答えます。
『【初心者向け】ブログや記事の書き方とコツは「構成から作る」です』でも書きましたが、最近、仕事で学生ライターの文章を延々と添削しています。
約10名の新人ライターさんに、合計で100記事ちょっとフィードバックを返していて、話が長かったり何が言いたいのか良く分からなかったりする方の特徴とその対策が分かりました。
なので、この記事で解説します。
筆者じゃてぃらんの実績について
なお、信頼性担保のためオレの実績は下記の通りです。
仕事関係
- Webメディアの前線記者を約2年やりました
- 紙・Web媒体の制作ディレクターを約3年やりました
- Webライター兼コンテンツディレクターとしてメディア運営を約3年してます
- Webライターとして個人でいくつかの媒体に記事を寄稿しています
- 例01:面接質問「あなたを採用するメリットは」の最適解【未経験転職向け】
- 例02:ビズリーチ・キャンパスLIVE特別企画『アサヒビールSpecial Day』
プライベート
- エンタメ長編小説を1冊出版しています
- 当ブログを2018年から運営しています
- 個人の趣味でポエム系ブログを10年くらい書いてました(黒歴史)
こういった感じで、比較的一般の方より公私ともに「文章」に触れる機会の多い人生を送ってきました。
なので、それなりに信ぴょう性はあるかと思います。
5~10分お付き合いいただければ、何が言いたいのか分からないとか話が長い人だとか言われない伝え方を実践できるようになると思います。
頑張って書くので、どうか最後までお読みくださいm(_ _)m
【結論のみ伝える】話が長い人は箇条書きで何が言いたいのか考えよう
まず結論を先にネタバレすると、「話が長い、、、」「結局何が言いたいの?」などと言われる人が真っ先にするべきは下記です。
- 結論を箇条書きにするクセを付けましょう
- 箇条書きした結論の詳細を順番に説明しましょう
「結論を箇条書きにして話の全体像を先に提示し、それから各結論の詳細を説明する」
この伝え方がウルトラ便利です。
おそらくこれを自然にできるようになれば、話が長くなってうんざりされたり、結局何が言いたいの?と言われたりしなくなるでしょう。
これは文面はもちろん、口頭でも使える伝え方です。
「結論から言う」というのはロジカルシンキングの初歩ですが、それと同じ感じです。
例えば、今日仕事やバイトを休みますという連絡をする場合の電話内容で見ると、下記の感じ。
例1:何が言いたいのか分からない話が長い人の伝え方
すみません朝起きたら熱がありまして、実は昨夜からずっと微熱が続いているんです。風邪の症状も出ていて、皆さんにうつしてしまっても申し訳ないので、今日は休ませてください。
例2:結論から入る人の伝え方
すみません今日休ませてください。理由は、昨夜より微熱が続いており、風邪の症状が出ているためです。
あなたが電話を受ける側だったら、どっちがわかりやすいですか?
私生活でも仕事でも、例1みたいな話し方の人は結構います。
で、これを応用して、「結論を箇条書きにして話の全体像を先に提示し、それから各結論の詳細を説明する」という伝え方をしましょうというお話です。
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結論の箇条書きだと話が長い人でも何が言いたいのか明確になります
上記、休み連絡の電話内容からもわかりますが、話が長い人や何が言いたいのか分からない人は、頭の中で流れた思考をそのまま話しています。
とらえ方によってはいいわけしてる感じにもなってしまい、あまりよろしくない。
結論をまとめてしゃべるクセをつけないとちょっとやばいです。この手の人は、「自分でも何が言いたいかわからないままとりあえず話してる」とかの最悪な状態にもなりがちです。
しかし、一度自分の中で結論を整理すると、自分でも『伝えたいこと=主張』がはっきりします。
これは、伝えたいこと(結論)が複数ある場合でも同様です。
言いたいこと(結論)が複数あるとき
例えば、「伝えたいこと(結論)が全部で5個ある話」について説明するとします。
この時に、上記休み電話の例みたく、1から5までただ順番にダーッと説明していくと、聞いている方は
うわ、、、話長すぎ、、、これ、いつまで続くんだよ、、、
となりますよね。
小学校のときの校長先生の朝礼的な感じ。
しかし、
話したいことが全部で5個あって、10分くらいで終わります。順番に1から説明しますね
といった感じで、まず最初に話の全体像を伝えると、同じ情報量を伝えるにしても、聞いている方はゴールが見えているので府落ちしやすいです。
スッと入ってきます。
結論を箇条書きで説明するやり方
「結論を箇条書きで説明する」伝え方をマスターするには、下記の『型』を意識するようにしてください。
口頭で話す場合
話したいことが〇個あります。AとBとCです。5分くらいで終わります。順番に説明します。
(※以下Aより説明)
まずAはこうです。次にBはこうです。最後にCはこうです。
文面で伝える場合
話したいことが〇個あります。
- Aについて
- Bについて
- Cについて
この3つです。順番に説明します。
※以下Aより説明
【Aについて】
・まず、Aについてはこうです。
【Bについて】
・次に、Bはこうです。
【Cについて】
・最後に、Cはこうです。
この型で考えるクセ付けするだけで、「結論を箇条書きで説明する」伝え方は、ほぼマスターできます(^^)/
何が言いたいのかは箇条書きだとこんなに伝わる【脱・話が長い人】
上記のように、結論の箇条書きから各結論の詳細を説明すると、冗長でまとまらない話がどれくらいわかりやすくなるかを見ていきます。
おそらく、下記は多くの人があまり興味のない内容の文章です。
全く同じ情報を伝えていますが、「伝え方を変えるだけでこんなに変わる」ということを確認いただけるかと思います(^^)ゞ
話が長い人が頭に浮かんだまま書いた文章例
調べたまま、思いついたままの情報を、整理を何もしないで書くと下記の感じ。
―――――
洗面所の施工方法は、新規張りか重ね張りの2種類があります。新規張りは、今ある床をはがして新しい床材を敷くこと、重ね張りは今ある床の上から新たな床材を張ることです。新規張りには床の高さが変わらず床の腐食具合を確認できるというメリット、重ね張りには比較的費用を抑えて床を増強できるというメリットがあります。新規張りは、下地工事がある場合とない場合があります。下地工事は、床材の下の骨組みの劣化具合に応じて行われます。新規張りで下地工事がある場合、新規張りで下地工事がない場合、重ね張りの順に費用がかかります。また、賃貸の場合は大家さんの許可がない限り、新規張りが不可能なので注意が必要です。
―――――
めちゃめちゃ読みにくいですね。ぶっちゃけオレは読む気おきないです、、、
上記を全く同じ情報で箇条書きで整理した文章例
上記を同じ情報のまま、先に結論の箇条書きで全体像を伝え、各結論で段落を分け説明します。
下記の感じ。
―――――
洗面所の施工方法は、主に2つの種類があります。
- 新規張り
- 重ね張り
これらを順番に説明します。
新規貼り
現状の床をはがし、新しい床材を敷く施工方法です。
床の高さが変わらないため、床の腐食具合を確認できるというメリットがあります。
一方で、『下地工事』の有無で料金に開きが出るデメリットがあります。
下地工事とは、床材の「下地」である骨組みの劣化具合に応じて行われる工事のことです。
重ね張り
今ある床の上から新たな床材を張ることです。
重ね張りには比較的費用を抑えて床を増強できるというメリットがあります。
しかし、床の高さが変わってしまうため、床の腐食具合が確認しにくくなるというデメリットもあります。
【料金体系と注意点】
各施工方法によって、料金体系は下記のように遷移します。
新規張りで下地工事がある場合 > 新規張りで下地工事がない場合 > 重ね張り
また、賃貸の場合、大家さんの許可がないと新規張りはできません。事前にきちんと確認するなど、注意が必要です。
読みやすさや分かりやすさは雲泥の差です
どうでしょうか。
上記の感じでして、全く同じ情報でも「結論の箇条書き」をするだけで読みやすさ分かりやすさには雲泥の差が生まれます。
この伝え方は、仕事はもちろんプライベートの電話や LINEにメール、ブログや記事を書く際にも有効活用できるので、ぜひマスターしてください。
「結論の箇条書き」で、話が長い人や何が言いたいのか分からない人を卒業しましょう(^^)/☆
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【結論だけ箇条書き】何が言いたいの?と言われる話が長い人を卒業!
以上、話が長いと言われたり、何が言いたいのか分からないと言われる方がすべきことは
「結論を箇条書きにして話の全体像を先に提示し、それから各結論の詳細を説明する」
であるということを説明してきました。
理由は、まず、ロジカルシンキングの初歩である「結論から話す」にも通じる伝え方だからです。
そして、話が長い人の特徴として、頭に浮かんでいる思考をそのまま話す、というものがあり、それはよろしくないので一度結論をまとめてからアウトプットするようにしましょう。ということでした。
わりとこういうのは訓練でなんとかなるので、今上記のようなことを友達から言われている人も問題ないですよ(^o^)ゞ
大丈夫なので、本記事を参考に『箇条書きの破壊力』を実感してみてくださいね。
なお、こういうことは下記のような書籍でもっと効率的に勉強できます。オレも読んだオススメの本を紹介しますね。
以上です。記事を終わります。最後までお読みいただきありがとうございました。