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マニュライフ生命こだわり個人年金保険【ゴイスードイヒー】
銀行行員や保険の営業員に、積み立て個人年金の金融商品を勧められました。年金問題で老後資金のための自助努力が推奨されていますが、これらの商品ってアリですか?体験者の話を聞きたいです。
こういった方の疑問に答えようかと思います。
結論から言うと、銀行員や保険の営業など、セールスマンが勧めてくる個人年金商品や金融商品はナシだと思います。理由は手数料が高すぎるからです。
じゃあどうするかというと、自分で証券口座を開設してインデックス投資をしましょうということなのですが、そういったことについては当サイトの
【年金破綻】65歳の老後2000万貯めるため35歳からOKの現実的な対策
という記事で詳しいお話をしているので、合わせてお読みいただけると幸いですm(_ _)m
今回は主に
「なぜセールスマンが勧める個人年金商品はナシなのか」
について、難しい数字とか極力抑えつつオレの体験談を元にお話ししていこうと思います。
銀行でセールスされたがマニュライフの個人年金は手数料高すぎな件
オレが達した個人的な結論ですが、下記の通りです。
・銀行員が進める金融商品は買ってはダメです。
・極力銀行にも近づいてはダメだと思います。
・同じく保険屋営業マンの話も聞いてはいけません。
なぜでしょうか?それはセールスマンが勧める金融商品は、情弱向けの搾取商品だと思うためです。
理解できない・判断ができない商品は買ってはいけないということです。
では、なぜこんなことを言ってるオレがマニュライフ生命のこだわり個人年金保険という商品を購入し、10か月ほど積み立てたのか。その経緯を説明させていただきます。
一年ほど前に、まとまったお金を「とりあえず定期預金に」と思い、最寄の銀行に行きました。
その際に、定期預金口座を作りつつ担当の銀行員から「マニュライフ生命こだわり個人年金保険」という商品のセールスを受け、この時点で金融リテラシーゼロだったオレは申し込みを決意してしまったのです。
結構、紋切り型のスタートラインですね。。。
こういう形でよく分からない、かつ比較検討とかせずに
「せっかく親切に説明してくれたのに、断ったら悪いよな、、、いつかは考えなきゃいけないことだったし、、、」
とか思い、金融商品の購入に至った方は多いのでは。と思います。
言葉を選ばずに言ってしまうと、無知なカモにそう思わせるためセールスマンは、一生懸命な体を装ったクロージングトークで、手数料のバカ高い商品の説明をしているのです。
銀行員や保険屋が熱心に商品説明のセールストークをしてきたら、「こいつはいいカモをみつけたぜぇ,,,ッ!」と、思っている。そう認識して大きな間違いはないかと思います。
その後、金融リテラシーを深めていくにつれ、
「あれ、この金融商品はあまり魅力的じゃないな、、、」
と感じるようになり、10か月ほど嫌々積み立てたのちに解約を決意した、という流れになります。
では10か月積み立てたお金は、解約でどのくらい戻ってきたのでしょうか。
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解約で積立金の約80%が手数料で取られた【マニュライフ個人年金】
また結論から言いましょう。戻ってきた積立金は約20%です。
そう、マニュライフ生命のこだわり個人年金を解約したら、積立金の総額から約80%が解約手数料として徴収されました。
こちら記事が実に秀逸に的確に解説してくれているので一部抜粋します。
仮に、毎月10,000円を積立たとすると、1年目は3,700円(37%)しか積立にまわっていません。
2年目で6,500円(65%)、3年目が7,500円(75%)。 支払った10,000円が100%積立にまわるのは、なんと17年後。。。
1年目は毎月積み立てている金額の60%以上が手数料で取られているということです。引用:こりゃヒドイ「マニュライフ生命 こだわり個人年金保険」
積立金が100%積み立てに回るのが17年後とは、、、
無知とはいえ、これはちょっとぼったくりなのでは、、、と感じてしまうのはオレだけでしょうか。
で、解約すると積立金の総額から約80%が手数料に消えていくという、、、
こんなに取られる意味がまるで理解できませんが、セールスマンの人件費と会社の利益ということなんでしょう。
当然ですが、自分で証券口座を開いてインデックス投資に回せば、初月から積み立てに回る金額は100%です。
セールスマンを介すだけでこの積み立て比率は尋常ではないと思いますが、自分の頭を使うか他人の頭を使うかということの神髄を学んだ気がします。
ちなみに、このきっかけとなった定期預金ですが、無きに等しい金利(0.01%)のくせにおろすこともできず、流動性ゼロの死に金化していたため、マニュライフ生命こだわり個人年金解約と同時に定期預金も解約しました。
出しおろし自由の楽天銀行とかのネットバンクに入れておけば、金利も2~10倍くらいです。大手銀行の存在意義とは、、、というお話ですよね。
また、これは携帯大手キャリアとかでも同様のことがいえ、当ブログ
格安スマホ乗り換えが約90分で終了し違約金10万円でも満足の理由
で詳しく説明しておりますので、ぜひ合わせてお読みください。
以上のことより、冒頭に立ち返りますが
・銀行員が進める金融商品は買ってはダメです。
・極力銀行にも近づいてはダメだと思います。
・同じく保険屋営業マンの話も聞いてはいけません。
という結論になったわけです。
とはいえマニュライフ生命は大手です【堅実な個人年金かも】
見出しの通りですが、マニュライフ生命は老舗の大企業です。積み立て比率がちょっぴりクレイジーではあるものの、堅実な金融商品であることに間違いはないでしょう。
え?何言ってるの?大手有名企業の商品なんだから、安心なんじゃないの?
こういったご意見も当然あるかと思いますが、もちろんその通りでもあります。
ご自身で諸々手を動かさなくても、セールスマンとかが手続きを代行してくれるので知識がなくても個人年金の積み立てを気軽に始めることができます。これは最大のメリットかと思います。
難しいことは考えたくないけど将来に備えたい、という方にはよいかもしれません。
ですが、たとえばネームバリューしかメリットのない大手キャリアの携帯電話で月に1万円以上払うのと、格安シムに乗り換えて通信費をほぼ10分の1に削るのと、あなたはどちらを選択しますか。
オレは自分の頭を使い試行錯誤して、「情弱からの搾取」という構造から少しでも脱出していく道を選びます。
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【結論】マニュライフ生命こだわり個人年金保険はお勧めできません
ということで説明してきました、実際の体験談から「マニュライフ生命こだわり個人年金がおすすめできない理由」でした。
もちろん、上記はあくまでも個人的な意見であり、また全ての責任はリテラシーがなかった自分自身にあるということは認識しています。
今回の解約金で徴収された積立金は、人生における勉強代としてありがたくお支払いしようと思っています。
将来に備えて同じ金額を積み立てるなら、イデコとかの制度を利用したりインデックス投資で自分でやった方が絶対にいいですからね。間に人が入りラクをすれば、その人の人件費も上乗せで払っているという認識は全てのサービスに言えることかと思います。
イデコについては当ブログ記事
【iDeCo】イデコで年間4万円節税しつつ老後資金を貯めよう【始め方】
こちらで始め方やメリットなどご説明しておりますので、ぜひ合わせてお読みいただけると嬉しいです。
自分の頭で考え、自分で判断する生き方をしていきたいです。
ということで本日はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。