本記事の目次です。
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なぜか副業禁止の会社が多いと転職活動中に感じる件
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転職活動をしています。これから副業も考えてます。副業禁止の企業はまだ多いと聞きますが、実際のところこの辺りの温度感どんな感じですか。
こういった疑問に答えようと思います。
まず、副業の定義として、雇用労働・時間労働ではなく、資産労働という風に定義したいと思います。
具体的に言うと、アルバイトやパートで副業ではなく、スキルを活かして個人で稼ぐ副業ということ。
ブログ運営、ライティング案件、デザイン案件、転売、など。
そして少しだけオレの話をさせてください。
2012年くらいから定期的に転職活動をしていて、28歳で月給18.5万のブラック企業からスタートし、5社ほど経験。一次面接も含めれば100社を超える数の企業面接を受け、35歳の現在は月給約30万のわりとホワイト企業でサラリーマンしています。
そして2019年から当ブログ運営と個人でライティング案件と転売の副業をしています。
上記の経験を基に記事を書くので、それなりに信頼性はあるかと思います。
サラリーマンの副業は政府が推奨していますが、肌感覚として禁止の会社は多いですね。
そしてリクルートが行った調査によると、副業をしたことがない人の割合は全体の61.3%となっており、まだサラリーマンの副業は浸透しきっていないと言えるでしょう。
ところが、この「副業をしたことがない人」でみると、「興味があって調べたことがある」「興味があるが具体的に行動したことはない」の割合が64.9%となっています。
副業に興味はあるもののしたことがない、という人は一定数いらっしゃるわけですね。
なので今回は、副業を考えつつ転職活動をしている方に向けて、オレの体験など基に記事を書きます。
結論を先に言うと「副業禁止の会社にはなるべく転職しない方がいい」ということになります。
なるべく副業禁止の会社には転職しない方がいい【なぜ?違法?】
再度結論ですが、見出しの通り「なるべく副業禁止の会社には転職しない方がいい」ということになります。
そもそも論、就業時間以外を会社に制限されること自体不合理ですし、踏み込まれたくない私的領域まで干渉・管理しようとしてくる会社ってどうなんだ、ということです。
そして冒頭で副業の定義付けをしましたが、副業禁止を謳う企業ほど「副業=雇用労働・時間労働」という認識が強いなという印象です。
こちらはスキルを活かす・伸ばす「資産労働」で副業をと思っていても、先方は上記の認識なので、溝が埋まらないのも得心がいきます。
本業で獲得したスキルを副業で活かして伸ばし、副業で活かし伸ばしたスキルを本業に還元。という素敵なスパイラルが生まれることも多いのですが、副業禁止の会社はそうは思ってはくれないみたいです。
会社を定時で上がってコンビニ夜勤に行く、みたいに思われていれば企業が副業を禁止にするのも納得がいきます。
でも、政府が推奨してる副業ってそういうものではないと思いませんか。
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副業禁止だと個人の可能性が潰れます【なぜ禁止か考え転職活動を】
副業禁止の会社に転職しない方がイイ理由はいくつかありますが、一番の理由は「個人の可能性が摘まれる」ということだと思います。
【違法】副業禁止とか言う会社は近づかない方がイイ話【転職・就活】
以前に当ブログのこの記事でも書きましたが、副業とは、組織に依存せず個人が自分で自分を守るための大切な手段だと思います。
会社サイドの年功序列であったり終身雇用みたいなものはもう崩壊していますよね。そういった社会状況で、会社業務だけに依存して過ごすのはリスクが高くないですかね。
副業を通じて個人のスキルで稼ぐ経験をしておいたり、わずかでも収入口として可能性を育てておいた方がリスク回避と自己防衛につながるのではないでしょうか。
したがって、そういった「個人の可能性」を摘む副業禁止の会社には転職しない方がいいと思います。
転職時注意、なぜか副業禁止の企業の意見や比率【データあり】
繰り返しですが転職活動をしていると「副業禁止」の会社は意外と多いです。
オレのケースで恐縮ですが、面接時にアピールポイントとしてブログ運営やライティング案件などの話をすると表情を曇らせる面接官は結構います。副業していることを理由に不採用ということもありました。
そして副業禁止と言われたら必ずその理由を聞くようにしていますが、
禁止理由
・副業OKにする理由がない
・本業に支障が出る(本業に集中しろ)
・競業避止義務のため
おおよそはこの3パターンのどれかが返ってきます。
・副業OKにする理由がない
↓
慣習的に思考停止で禁じている
・本業に支障が出る(本業に集中しろ)
↓
持てるリソースの全てを会社業務に費やしてほしい
・競業避止義務のため
↓
会社ノウハウ等の私的利用を防止したい
こんな感じでしょうか。
そしてリクルートの調査を見ると、副業を禁止している企業は71.2%とあります。全体の約7割以上が従業員の副業を禁止していることが分かりました。
こんなに副業禁止の企業が多いとは、正直驚きました。
転職者の体感だけでなくデータとしてこれが現状なので、転職活動をするときは気を付けないとです。
事前に口コミのチェックをしておいたり、エージェントに登録して確認したりした方がよさそうですね。
そして転職面接ではあまり副業をしているアピールはしない方がよさそうです。どうしても伝えたい場合は、副業というよりも趣味であり勉強のためという伝え方がベターです。
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本業一本に注力するなら副業禁止の転職先もあり【でもなぜダメか】
とはいえ、あくまでも副業の目的は
・個人スキルを磨く
・収入口を増やす
・副業と本業の相乗効果で自分の市場価値アップ
といった資産労働であると思うので、こういったことが本業一本でワンストップでできるのであればそれはそれで素晴らしいことだと思います。
例え副業禁止でも、そういったことが実現できる会社であれば転職するのもありと思います。
また、副業が原因で本業がおろそかになるのは本末転倒なので、本業をまじでがんばるということは大前提ですね。
しかしここで考えたいことは、「本業に集中してほしいから副業を禁止にする」という会社の意見についてです。
確かに会社視点で見れば、従業員が会社業務だけに集中してくれた方が都合はよさそうですが、我々サラリーマン視点でそれは果たして良いことなのかということ。
・会社業務に滅私奉公
・社内ローカルルールマスター
・社内人物相関図の記憶
・その会社業務でしか使えない限定スキル
こういったことだけに集中したとして、それであなたの市場価値は高まりますか。
会社組織は有事の際に個人を守ってくれません。これだけは確実にその通りです。
本業に集中した結果、その会社以外では通用しない経験とスキルしか残らないとかは、ゆるやかな自殺に等しいと思っています。
本業一本へ注力する際は「この注力している業務で自分の市場価値がどれくらい上がるのか」を常に考えていくことが必須であると思います。
なぜか副業禁止してる企業には転職しない方が良いです【結論】
ということで「副業禁止の会社には転職しない方がいい」ということを見てきました。
副業をやるやらないは置いておいても、いつどんな形で副業のチャンスが到来するかは誰にも分かりません。初めから可能性を0にしてしまう副業禁止企業への転職は避けた方が無難ですね。
副業の定義は会社によってまちまちですが、業務形態によっては当ブログのようなブログ運営も禁止されています。オレは内定条件で、担当者の目の前で運営ブログを削除することと提示されたこともあります。
また、株式投資(投資信託やインデックス含む)も副業とみなし禁止としている企業にも遭遇したことがあります。
収益性のある趣味や資産運用までを副業とみなし禁止にされては、人生の幸福度が大いにマイナスになります。
転職活動をされている方は、内定後に社内規定を見て「副業禁止」の項目を発見し萎えてしまう、という事態を防きましょう。
面接段階でさぐりを入れることはもちろん、転職会議とかで企業の口コミチェック、マイナビエージェントなどでエージェントにしっかり確認した方がよさそうです。
本業と副業の二足の草鞋を履きこなし、幸せな毎日を過ごしせるように日々がんばっていきたいです。
終わります。最後までお読みいただきありがとうございました。