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無駄な残業やサービス残業=悪という認識を当然にしたい
今回は、ほぼ毎日定時ダッシュしているオレが思う、職場に絶対いる「残業が当たり前になって感覚がマヒしている人」について。
「数分や数十分くらいの残業なら当然でしょ」的な労働観とかを、同調圧力で当たり前のように押し付けてくる人が職場にいるとどんな悪影響があるか、という内容の記事です。
残業を悪として定時ダッシュが正義という価値観の方に向けて書きました。
無駄な残業や自主的なサビ残は悪でしかない
自分の時間だけでなく他人の時間も奪う行為である残業は基本的にズルです。
ところが「そんなバカな話って、、、」と思うかもしれませんが、わりとどんな職場でも「自分からサービス残業とか時間外の無給労働を進んでやりたがる人」って一定の人数いるな、というのがオレの所感です。
ちなみに当ブログで
【違法です】サービス残業してるバカにむかつく理由を考えた
仕事が趣味と無駄な残業しまくる迷惑な人について【社畜ゾンビ】
という記事も書きました。合わせて読んでいただけると嬉しいです。
定時外で無駄な残業をしている社畜ちゃんの特徴とあるある
勤務開始前の朝の時間に、、、
オレは、朝の一番集中力の高い時間帯を会社業務に取られるのが嫌なので、勤務開始定時より一時間ほど早く出社しています。その時間でブログネタを考えたり本を読んだりニュースや株価を見たり、自分のための時間に充てるようにしています。
で、だいたい毎日一番目か二番目の出社になるんですが、30分もするとチラホラ他の人も出社してきて、中には定時前なのにこんな感じに話しかけてくる人がいます。
じゃてぃらんさん今日のミーティングのときの内容なんですが、今ちょっといいですか?
いやいや、まだ勤務時間始まってませんから。。。
こういう場合仕方なしに
「まだ勤務時間前ですし、私、本読んでるの見てわかりませんか?『今ちょっといい』わけないですよね?」
とか言いたくなるのをこらえて対応するのですが、せっかく早起きして自分で作った自分のための時間を横取りされたみたいで非常に憤りを感じます。
勤務時間終了後の投げっぱなし、、、
一日の仕事が終わり定時が過ぎたので、日報を提出しPCを落とそうとした瞬間、こんな前置き付きの業務メールが着信を告げます。
「終業時間後のメールで失礼いたします。本日議題に上がった〇〇につきまして、、、」
げんなりしながら、見てしまったので仕方なしにチェックを進めると、メール文の最後にはこう書いてあります。
「ご確認、ご返信は明日でもかまいません。よろしくお願いいたします」
、、、じゃあオマエ、このメール明日の朝一で送ってこいや!!
心の中で叫びます。返信しないでPC落としてさっさと帰るのですが、このメールの確認でかかった時間が5~6分だとして、一週間毎日送られてきたら30分を超えます。30分あれば本一冊の一章分くらいは読めるので、知識を深める機会損失をしたといえます。
この類のメールは一見すると、送られてくる側を気遣ったような文言
「終業時間後のメールで失礼いたします」
「ご確認、ご返信は明日でもかまいません」
などが見受けられますが、ちょっと考えればこれは送り手の怠慢と自己都合でしかないことが分かります。
勤務時間が終わっていることは相手も知っており、それでも自分がこの件の連絡を忘れずに明日に持ち越すのが嫌だから、一方的に放り投げてきている。それだけなのでは、、、
で、翌日出社して再度確認すると、この人は案の定というか、社内外の他の人とかと22時くらいまでやりとりしていて、
「会社のルールで『残業申請制度』というのがあるのに、この人たちがそれをしている形跡がないな、、、」
と思い、朝からなんとなく不快な気分になったりします。
休憩時間、とは、、、
労働基準法で、6時間以上の勤務時間の場合1時間以上の休憩を取るのが義務付けられています。サラリーマンの勤務体系は
「実労働時間8時間・休憩1時間」
とかだと思うのですが、休憩時間を自主的に放棄する方も見受けられます。
食事休憩の時間が来てデスクを離れようと思うと、隣席の同僚がカップ麺にお湯入れながら、ぱちぱちとメール打っています。
今って、まともにメシも食わないで、根詰めて業務進めるほど、切羽詰まった状況だったかな、、、と思うも、めんどくさいんでほっといて食事休憩に行きます。
一時間後、帰ってくると、この人は半分くらい残って伸びきった、冷えたカップラーメンを目の前に電話をしていました。
で、オレが席に着くなり、本来食事休憩だった一時間の間に勝手に進めた業務について、まるでマウンティングでもするかのように説明してきます。
お互いが、ルールで決められた休憩時間を守っていれば、このやりとりは不必要なものであり、勝手に休憩時間も業務をしていたこの人の都合でいらないコミュニケーションコストを押し付けられているといえます。
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無駄な残業をする人がいる職場はブラック企業化すると思う件
やっかいなのは、おしなべてこの手の社畜ちゃんは自分が他人の時間や手間を不当に詐取してるっていう自覚がないんですよね。むしろ、勤務時間前や勤務時間後、はたまた休憩時間まで働く勤勉な自分が偉いと思ってる節すらあるといいますか、、、
別にそれは個人的にそのように思っていただいてる分には全くいいのですが、他人にまでその価値観を拡大解釈しないでいただきたいです。そして自分のその行為が他人の時間を不当に奪っていることも分かってほしいですが、、、そういう人が変わるのは難しいでしょうね。自分が変わるしか「日常の消耗」を軽減する方法はないかと思います。
「勤務時間」というのは、スポーツでいえば試合時間と同様の決められたルールであり、このルールを破るのはどんな理由があっても「ズル」で「ルール違反」であると思っています。試合終了のホイッスルが鳴ったのにばんばんシュートを投げていれば、ディフェンスもいなければボールも独占できるのでそりゃゴールは入りますが、、、その得点ってカウントされるんですか?というお話です。
本来であれば組織サイドがそういった不正行為を「ルール」として取り締まってしかるべきだと思うのですが、悲しいことに黙認され放置されがちであるのが日本の労働環境の現状かと思います。残業するのが仕事熱心みたいな、誰が先に帰るかチキンレース化した空気感が醸造されている職場は健全とは思えません。
一人一人が意識的に時間を守り、定時で帰る職場を作っていかないと優秀な人材はどんどんいなくなっていってしまうでしょう。
以上のことから、「自分からサービス残業とか時間外の無給労働を進んでやりたがる人」は、他人の時間を奪い職場の雰囲気も悪くし、長期的に見ていくとそういう人のいる職場はブラック企業化していくんじゃないかなと思います。
決められたルールを守るという当たり前の行動基準を持って働きたいものです。